入稿マニュアル
SOUTHSIDE WORKSHOP / ARTWORK GUIDE
入稿マニュアル
きれいな仕上がりのために、加工方法に合ったデータをご用意ください。
DTGプリント・刺繍それぞれの入稿形式やサイズ、注意点をご案内します。
DIRECT TO GARMENT
DTGプリント 入稿データについて
DTG(Direct to Garment)プリントは、衣類へ直接インクを吹き付けてプリントする加工方法です。
写真・イラスト・グラフィック・グラデーションなど、フルカラーのデザインに適しています。
きれいにプリントするため、以下の内容をご確認のうえデータをご入稿ください。
- 推奨形式
- PNG(背景透明)
- 推奨解像度
- 原寸で300dpi
- 最大加工範囲
- 約 幅32cm × 高さ40cm
01 推奨データ形式
推奨:PNG(背景透明)
背景をプリントしないデザインの場合は、必ず背景を透明にしてください。白い背景が残っている画像は、その白い部分も「デザイン」として認識される場合があります。
対応可能データ
- PNG
- PSD
- AI
- JPEG / JPG
※JPEGは背景を透明にできないため、基本的にはPNGを推奨しています。
02 解像度
原寸サイズで300dpiを推奨
DTGプリントでは、入稿された画像データをそのままプリントに使用するため、元画像の解像度が仕上がりに大きく影響します。
解像度の低い画像を無理に大きくすると、
- 輪郭がギザギザになる
- 細かい文字が潰れる
- 写真がぼやける
- デザイン全体が粗くなる
などの原因になります。
推奨:プリントしたい実寸サイズ × 300dpi
例えば30cm幅でプリントする場合は、30cmで300dpi程度の画像をご用意ください。
03 最大プリントサイズ
Southside WorkshopのDTGプリント最大加工範囲は、約 幅32cm × 高さ40cmです。
デザインはこの範囲内に収まるように制作してください。
衣類のサイズ・縫製位置・ポケット・襟・縫い目などによって、実際にプリントできる範囲は変わります。
04 背景は透明にしてください
デザイン以外の部分をプリントしない場合は、背景完全透明のPNGでご入稿ください。
OK
ロゴ・文字・イラストだけが残っていて、周囲が透明。
NG
- 白背景が残っている
- 黒背景が残っている
- スクリーンショット
- Tシャツのモックアップ画像
- デザインの周囲に不要な影や背景がある
黒いTシャツへプリントする場合でも、画像の背景を黒くする必要はありません。プリントする部分だけを残したデータをご用意ください。
05 モックアップと原画は分けてください
完成イメージを確認するための①着用・配置イメージ(モックアップ)と、実際にプリントする②デザイン原画は別々にお送りください。
入稿例
- ① イメージ画像:「胸中央にこのくらいの大きさ」
- ② 原画データ:背景透明PNG・300dpi
この2点があると、サイズや配置の間違いを防ぎやすくなります。
06 デザインサイズ
できるだけ、実際にプリントしたいサイズでデータを作成してください。
例:プリント希望サイズが幅25cm × 高さ30cmの場合、入稿データも幅25cm × 高さ30cm / 300dpiで作成。
極端に小さい画像を拡大して使用すると画質が低下します。
07 細すぎる線・小さすぎる文字
DTGでは細かな表現も可能ですが、極端に細い線や小さい文字は、生地へのプリント時に潰れたり見えにくくなる場合があります。
特に、
- 極細フォント
- 小さな英文
- 細いアウトライン
- 微細な模様
- 半透明の細い線
などは注意してください。画面上で見えていても、衣類へのプリントでは同じように再現できない場合があります。
08 半透明・ぼかしについて
DTGでは、
- グラデーション
- 写真
- ぼかし
- 半透明表現
もプリントできます。
ただし、画像の端に意図しない半透明ピクセルが残っていると、プリント時に薄い縁として見える場合があります。
背景を削除した画像は、デザインの周囲に不要な白フチや半透明部分が残っていないかご確認ください。
09 色について
パソコンやスマートフォンの画面と、実際に衣類へプリントされた色は完全には一致しません。
モニターは光で色を表示しますが、DTGはインクを使用して生地へプリントするためです。
また、
- 生地の色
- 生地の素材
- インク
- 白インク
- 前処理
- プレス工程
などによっても発色が変わります。モニター上の色との完全一致はできません。
10 黒・濃色ボディについて
黒やネイビーなどの濃色ボディでは、デザインを発色させるために白インクを下地として使用します。
そのため白いTシャツへのプリントとは、色味や質感が多少異なる場合があります。
また、デザイン内の「白色」は実際に白インクとしてプリントされます。透明部分と白色は別物です。
- 白色 → プリントする
- 透明 → プリントしない
という違いがあります。
11 AI生成画像をご使用の場合
ChatGPTなどのAIで作成した画像もDTGプリントに使用できます。
ただし、そのまま入稿するのではなく、
- 背景完全透明
- 300dpi
- 希望プリントサイズ
- デザインが途中で切れていない
- 不要な背景や影がない
- 文字の崩れがない
- 細部にAI特有の破綻がない
ことをご確認ください。
「高画質」と表示されていても、実際の画像サイズが小さい場合があります。
入稿前 最終チェック
データについて分からない場合
「この画像でプリントできるか分からない」という場合も、そのままお送りください。
Southside Workshopでデータを確認し、DTGプリントに適しているかを確認いたします。
必要に応じて、データ修正・背景処理・高解像度化・データ作成についてご案内いたします。
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刺繍 入稿データについて
刺繍は、画像をそのままプリントする加工とは異なり、デザインを専用の「刺繍データ」に変換してから縫製します。
そのため、元データの状態や刺繍サイズによって、仕上がりや再現性が大きく変わります。
きれいに刺繍するため、以下の内容をご確認のうえデータをご入稿ください。
- 推奨データ
- AI・PDF・SVG・EPS
高解像度PNG - 向いているデザイン
- ロゴ・文字・マーク
- 製作前の工程
- 専用の刺繍データ作成
01 推奨データ形式
推奨
- AI
- SVG
- EPS
- 高解像度PNG
ロゴや文字の場合は、できるだけ輪郭がはっきりしたデータをご用意ください。
対応可能な画像
- PNG
- JPEG / JPG
- PSD
画像データの場合も対応できますが、画質が低い場合や輪郭が不明瞭な場合は、データ修正が必要になることがあります。
02 ベクターデータを推奨しています
刺繍では、輪郭がはっきりしたデザインほどきれいに仕上がります。
特にロゴ・文字・マークなどは、AI・SVG・EPSなどのベクターデータを推奨しています。
ベクターデータがない場合でも、高解像度のPNGやJPEGから刺繍データを作成することは可能です。
03 刺繍には専用データの作成が必要です
画像データやIllustratorデータを、そのまま刺繍機で使用することはできません。
刺繍するためには、
- 縫う順番
- 糸の方向
- 糸密度
- ステッチの種類
- 糸の色
- 下縫い
- 糸切り位置
などを設定した専用データを作成します。
この工程を「刺繍データ作成」または「パンチデータ作成」と呼びます。
元の画像を単純に変換するのではなく、実際に刺繍した際にきれいに見えるようにデータを調整します。
04 小さすぎる文字にご注意ください
刺繍は糸で表現するため、プリントよりも細かい文字や線の再現に制限があります。
特に、
- 小さな英文字
- 細い明朝体
- 極細フォント
- 細かい筆記体
- 複雑な漢字
- 小さい抜き文字
などは、潰れたり読みづらくなる可能性があります。
文字サイズだけでなく、フォントの太さや刺繍する生地によっても再現性は変わります。
05 細すぎる線は再現できない場合があります
極端に細い線は、刺繍糸の太さより細く表現することができません。
画面上ではきれいに見えていても、実際の刺繍では、
- 線が太くなる
- 線同士がつながる
- 細部が潰れる
- 隙間が埋まる
- 一部を省略する
場合があります。
刺繍用のデザインは、できるだけシンプルで輪郭が明確なものがおすすめです。
06 グラデーション・写真について
刺繍では、インクプリントのような滑らかなグラデーションをそのまま再現することはできません。
写真や複雑なグラフィックを刺繍する場合は、
- 色数を減らす
- 面として簡略化する
- 線画化する
- 刺繍向けにデザインを再構成する
必要があります。
刺繍に向いているデザイン
- ロゴ
- 文字
- シンボルマーク
- シンプルなイラスト
- 色分けがはっきりしたデザイン
写真のようなデザインをそのまま再現したい場合は、DTGプリントなど別の加工方法の方が適している場合があります。
07 色について
刺繍では、画面上の色ではなく実際の刺繍糸の色で表現します。
そのため、モニター上の色と完全に同じ色にはならない場合があります。
ご希望の色がある場合は、
- ネイビー
- ワインレッド
- ゴールド
- シルバー
- 蛍光カラー
など、希望する色のイメージもお伝えください。使用可能な刺繍糸の中から、近い色で仕上げます。
08 刺繍サイズについて
刺繍は加工する大きさによって、再現できる細かさやステッチ数が変わります。Southside Workshopでは、加工箇所に応じて以下のサイズを基準としています。
キャップ刺繍
- フロント Sサイズ
- 幅6cm未満
- フロント Mサイズ
- 幅10cm未満
- フロント Lサイズ
- 幅13cm未満
- バック
- 高さ2.5cm × 幅8.5cm以内
- 左サイド・右サイド
- 高さ3.5cm × 幅4.5cm以内
キャップのフロントは、デザインの大きさだけでなく、キャップの形状や縫製にも影響されます。
バック部分はアジャスターや縫製位置によって、加工可能範囲が変わる場合があります。
サイド刺繍は加工範囲が小さいため、細かすぎる文字や複雑なデザインは再現できない場合があります。
ウェアへの刺繍
Tシャツ・カーディガン・ジャケット・エプロン・トラックジャケットなどへの刺繍は、商品や加工位置によって対応サイズが異なります。主な基準は以下です。
- ワンポイント刺繍
- 4cm四方未満
小さなロゴやマークなどに適しています。 - 通常刺繍
- 10cm四方未満
胸ロゴや比較的大きなワンポイントデザインに適しています。 - 大きめの胸刺繍
- 幅11cm × 高さ13cm以内
ジャケットやトラックジャケットなど、比較的大きな胸刺繍にも対応しています。 - バック刺繍
- デザイン・サイズ・ステッチ数を確認のうえ個別対応
ジャケットやトラックジャケットなどの背面への大型刺繍は、デザイン・サイズ・ステッチ数を確認のうえ個別対応となります。
背面いっぱいに刺繍するような大型デザインの場合は、通常のワンポイント刺繍とは料金や製作条件が異なります。
09 サイズによってデザインの再現性が変わります
同じデザインでも、刺繍するサイズによって再現できる内容が変わります。
例えば、幅13cmで問題なく表現できるデザインでも、幅6cmまで縮小すると、
- 文字が潰れる
- 線同士がつながる
- 隙間が埋まる
- 細かい部分が見えなくなる
場合があります。
そのため、単純にデザイン全体を縮小するのではなく、刺繍するサイズに合わせて刺繍データを調整します。
必要に応じて、
- 線を太くする
- 文字間隔を広げる
- 細部を省略する
- デザインを簡略化する
場合があります。
10 3D刺繍について
キャップのフロント刺繍では、通常刺繍に加えて3D刺繍にも対応しています。
3D刺繍は、刺繍の下に専用の素材を入れて、文字やロゴを立体的に仕上げる加工方法です。
3D刺繍に向いているデザイン
- 太い英文字
- 太めのロゴ
- 数字
- シンプルなマーク
- 太いアウトライン
3D刺繍に向いていないデザイン
- 細い文字
- 小さい文字
- 複雑な漢字
- 写真
- 細かいイラスト
- 極端に細いライン
デザインによっては、通常刺繍と3D刺繍を組み合わせることも可能です。
11 塗り面の大きいデザインについて
大きな面積をすべて刺繍で埋めるデザインは、ステッチ数が非常に多くなる場合があります。
その結果、
- 生地が硬くなる
- 刺繍部分が重くなる
- 生地が引っ張られる
- シワや歪みが出やすくなる
- 加工料金が高くなる
場合があります。
大きなデザインの場合は、
- 線刺繍にする
- 一部を抜く
- 塗り面積を減らす
- 刺繍向けに簡略化する
などの調整をご提案する場合があります。
12 キャップ刺繍について
キャップは、Tシャツなどの平らな衣類とは違い、湾曲した状態で刺繍します。
そのため、
- 細かすぎる文字
- 極端に横長のデザイン
- センターシーム付近の細かいデザイン
- ツバに近すぎる位置
- 縫い目をまたぐ細かいデザイン
などは、仕上がりに影響する場合があります。
キャップ刺繍では、キャップの形状に合わせて専用の刺繍データ調整を行います。
13 モックアップと原画は分けてください
完成イメージを確認するための① 配置イメージと、実際に刺繍データを作成するための② デザイン原画は、別々にお送りください。
入稿例
- ① モックアップ画像:「左胸にこのくらいの大きさ」
- ② 原画データ:ロゴ・イラスト単体のデータ
この2点があると、サイズや位置の認識違いを防ぎやすくなります。
14 スクリーンショットについて
スクリーンショットしかデータがない場合でも、確認は可能です。
ただし、
- 画質が低い
- 輪郭がぼやけている
- 文字が読めない
- デザインの一部が切れている
場合は、そのまま刺繍データを作成できないことがあります。
可能な限り、元データまたは高画質画像をご用意ください。
15 背景について
刺繍用データの場合も、デザインと関係のない背景は削除しておくことをおすすめします。
例えば、
- 白背景
- 黒背景
- 商品写真
- Tシャツやキャップのモックアップ背景
- 不要な影
などは、原画には含めないようにしてください。
配置確認用のモックアップ画像と、刺繍用の原画データを分けていただくとスムーズです。
16 刺繍データ作成後について
刺繍データは、実際の刺繍条件に合わせて制作します。
そのため、元画像と完全に同じ見た目ではなく、刺繍としてきれいに見えるように調整する場合があります。
特に、
- 小さい文字
- 細い線
- 細かな隙間
- 複雑なディテール
- 小さな抜き部分
などは、刺繍向けに変更することがあります。
入稿時にお知らせいただきたい内容
刺繍データをご入稿いただく際は、以下の内容をお知らせください。
- 使用する商品
- 刺繍する位置
- 希望する刺繍サイズ
- 通常刺繍または3D刺繍
- 希望する糸色
- デザイン原画
- 配置イメージ
サイズが分からない場合は、希望する仕上がりイメージをお送りいただければ、商品とデザインを確認して適したサイズをご案内します。
入稿前 最終チェック
データについて分からない場合
「このデザインで刺繍できるか分からない」「どのサイズが適しているか分からない」という場合も、そのままデータをお送りください。
Southside Workshopで、
- 刺繍可能か
- どこまで再現できるか
- 適した刺繍サイズ
- データ修正の必要性
- 通常刺繍・3D刺繍の適性
- デザインの簡略化が必要か
などを確認いたします。
刺繍に適さない部分がある場合は、可能な限り元のデザインイメージを残しながら、刺繍向けの調整をご案内します。
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原画データと配置イメージをご用意のうえ、お問い合わせください。データに不安がある場合も、まずはお送りください。
実際の加工位置・サイズは、デザインや商品に合わせて当店で最終調整します。
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